この素晴らしき異世界

 ・・・ん?

 髪が、邪魔?

 僕の髪は邪魔にならないように、肩よりも少し短い程度だったはずだ。

 だから、邪魔になることはない。

 ・・・何故、髪が邪魔になる?

 妙に不安になった。

 僕は白い部屋の白いドアを開けて、外に出た。

 
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