(短編)恋イロ


最後は吸い上げるようにキスをするとぺろっと唇を舐めた。



「こーゆー意味」


なんて、ウインクされたらドキドキなんて通り越して死んでしまいそうになった。



奏のキスはすごく気持ちいい。

ふわふわふわふわして、すごく安心できる。


だから、奏のキスを求めてしまう。

さすがに今は………ね?

運転中だしね。

そういう事は夜に………
なぁあんてッッッ!!!!!!!


「藍。俺、お前の事大好きだけど、さすがにその顔はありえない」


どうやら私、一人妄想の世界に浸りニヤニヤしていたらしい。

これじゃあ 本当に変態だ!!!!



私はニヤつく顔をなんとか押さえ窓を見た。











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