(短編)恋イロ
11:34
「い………ぁい…藍!!!!!」
「んはッッ!?」
気がつけば車はどこかの駐車場に止まっていた。
私はいつの間にか寝ていたみたい。
「起きた………」
ぐったりと私の横でうなだれる奏に私は優しくキスをする。
なぜか?
奏はね……………
「おまッッ/////」
不意打ちでキスすると本当に可愛いからです。
普段はエロエロ王子なのに不意にされるのは馴れないみたいで。
可愛い貴方が見たくて、ついしてしまうのが私の悪い癖。
そして、その後は激しいキスの仕返しがあるのもいつもの事。
そんなやり取りいつもの事なのに。
それがいつまでも新鮮でドキドキ出来る事が嬉しかったりする。
キスする時の奏の癖。
必ず私の手を握る。
そんな癖一つでも私にとったら宝物だった。