なつこ
ななつ
今日はなつこに腹が立った。僕が最近買ってもらったバットで素振りをしていたときだ。なつこが僕に近よってきて、
「貸して!なつこにも貸して!」
と言ってきた。僕は『マジメに練習してるのに。』と思って、
「練習してるから、ダメ。」
と言って貸さなかった。それでもなつこは引き下がらない。
「貸して!貸してよ!」
仕方ないので、僕はバットを貸すことにした。なつこにはまだ重たいので、なつこはずるずるとバットを引きずっていた。しばらくすると、飽きたのか、バットを置いたまま道路の石をいじりだした。『もう使わないだろう。』と思って、僕はバットを拾ってまた素振りを始めると、
「返して!返して!」
と言ってきた。
「なつこ、もう使ってなかっただろ!」
と言うと、
「まだ使ってるもん!」
とワガママを言ってくる。僕は怒って、
「ダメ!もう貸さない!」
と言った。そしたらなつこは、
「お兄ちゃんなんか嫌い!!」
そう言って家の中に入ってしまった。まったくなつこはワガママすぎる。とても腹が立った。でも、兄貴だから、我慢しよう。
「貸して!なつこにも貸して!」
と言ってきた。僕は『マジメに練習してるのに。』と思って、
「練習してるから、ダメ。」
と言って貸さなかった。それでもなつこは引き下がらない。
「貸して!貸してよ!」
仕方ないので、僕はバットを貸すことにした。なつこにはまだ重たいので、なつこはずるずるとバットを引きずっていた。しばらくすると、飽きたのか、バットを置いたまま道路の石をいじりだした。『もう使わないだろう。』と思って、僕はバットを拾ってまた素振りを始めると、
「返して!返して!」
と言ってきた。
「なつこ、もう使ってなかっただろ!」
と言うと、
「まだ使ってるもん!」
とワガママを言ってくる。僕は怒って、
「ダメ!もう貸さない!」
と言った。そしたらなつこは、
「お兄ちゃんなんか嫌い!!」
そう言って家の中に入ってしまった。まったくなつこはワガママすぎる。とても腹が立った。でも、兄貴だから、我慢しよう。