【短編】冷たい彼氏
「ありがとう由宇ちゃん!元気出た!!」
「そーそれは良かった。じゃ帰るか!」
「うん!」
その日は由宇ちゃんとショッピングをして帰った。
んふぁー…
眠い。
今日たくさんお店を回ったせいかな?
んあーと伸びをして、お風呂に入った。
そういえば、龍平からメール来ないな…
ってくるわけないか。
いつもあたしからしかメールも電話もしないもんね。
でも、寂しいよ。
せめて一緒に帰れなかったときぐらい、してくれてもいいのに。
はぁとため息をついて部屋に入ると、携帯が鳴った。
「うわぁ!び、びっくりした…」
って、もしかして…龍平!?
期待をしてメールを開くと、あたしはガクッと肩を落とした。