【短編】冷たい彼氏




「ありがとう由宇ちゃん!元気出た!!」



「そーそれは良かった。じゃ帰るか!」



「うん!」



その日は由宇ちゃんとショッピングをして帰った。



んふぁー…



眠い。



今日たくさんお店を回ったせいかな?



んあーと伸びをして、お風呂に入った。



そういえば、龍平からメール来ないな…



ってくるわけないか。



いつもあたしからしかメールも電話もしないもんね。



でも、寂しいよ。



せめて一緒に帰れなかったときぐらい、してくれてもいいのに。



はぁとため息をついて部屋に入ると、携帯が鳴った。



「うわぁ!び、びっくりした…」



って、もしかして…龍平!?



期待をしてメールを開くと、あたしはガクッと肩を落とした。
< 3 / 25 >

この作品をシェア

pagetop