彼が猫になる
お婆ちゃんの声がする
「お嬢ちゃん大丈夫かぃ?」
優しい声
こんな姿見せられたもんじゃない
泣きじゃくる顔は
真っ赤に腫れて
涙と鼻水で汚れた服
誰もいないって
だから泣いてたのに
…いや。
都会の真ん中にいても
あたしはきっと泣いてた
弱い。
泣き止まなきゃ。
「何かあったんだねぇ?」
お婆ちゃん…有難う
でもほっとぃて欲しい…。
恥かしい。
「だぁ、だぁいひっく」
「・・・じょぶですから・・」
顔を上げずに
声をするほうに手をあげる
「ぁ~ぁ~辛いことがあったんだねぇ」
「大丈夫。 今はお婆ちゃんしかいないから」
「めぃ一杯泣きんしゃい。」
そっと背中をさすってくれた。
こんな他人のあたしを
優しさで迎えてくれる
あたしは安心て泣ける
ごめん。
ずっと寂しかったんだ。
あたし何にもお婆ちゃんに
できることってないけど
もうちょっと
泣いててもいいですか?
「お嬢ちゃん大丈夫かぃ?」
優しい声
こんな姿見せられたもんじゃない
泣きじゃくる顔は
真っ赤に腫れて
涙と鼻水で汚れた服
誰もいないって
だから泣いてたのに
…いや。
都会の真ん中にいても
あたしはきっと泣いてた
弱い。
泣き止まなきゃ。
「何かあったんだねぇ?」
お婆ちゃん…有難う
でもほっとぃて欲しい…。
恥かしい。
「だぁ、だぁいひっく」
「・・・じょぶですから・・」
顔を上げずに
声をするほうに手をあげる
「ぁ~ぁ~辛いことがあったんだねぇ」
「大丈夫。 今はお婆ちゃんしかいないから」
「めぃ一杯泣きんしゃい。」
そっと背中をさすってくれた。
こんな他人のあたしを
優しさで迎えてくれる
あたしは安心て泣ける
ごめん。
ずっと寂しかったんだ。
あたし何にもお婆ちゃんに
できることってないけど
もうちょっと
泣いててもいいですか?