彼が猫になる
どんどん

一護との距離が離れていく

それでも

あたしの胸には

こんなに一護がいるのに

新しいピアスも買ってない

化粧台には

ばら撒かれた夏のピアス

爽やかな青や

キラキラな金のハート型

でかい輪っかピアス

あたしは冬を迎えきれてない
< 8 / 99 >

この作品をシェア

pagetop