誓いの言葉・高校編
「今日は参ったな〜やられた…って感じ」


………うっ


「はぁ あの後監督に相当絞られると思ったら、笑ってて」


「え?笑う?」


「あれじゃぁ 手も足も出ないよな…無心の一打には勝てっこない。…って笑うの〜」


「いや…私は必死だったから…」


「でも、試合楽しかった。久しぶりだったよあんなにワクワクしたの」


「え…私も 試合中不謹慎だけど、楽しいってずっと思っていたの」


剣道の話を色々してなかなか気が合うなって…
素直にそう感じた


「明日はリベンジするわよ!………剣道は勝たせてもらわなきゃ………



ところで

家の葛西君と付き合ってるの?」


き 来たーーーーーー


「私ね…正直恋愛ってあんまりわからなくて…知り合ったばかりだから、まだどうなるかわからない。」


「貴方は大学どこにするの?」


「私は………就職」


「え?進学しないの?」


「うん。自立したいし…ね」

〜〜〜〜♪♪♪


「あ…ごめんね。電話だからちょっと出るね」


「また話しようね。じゃあ!」


桜井さんが去ったのを確認して私は電話に出た




「………俺だけど……」

わっ 省吾さんからだった
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