誓いの言葉・高校編
田崎さんが隆文さんに問い掛けた言葉に驚き過ぎて足がすくんだ…


とにかく続きは気になるけれど、ここにいる事がバレテは大変だと咄嗟に思った

携帯電話で時間を確認し、マナーモードにしてから身を硬くして建物の陰に隠れた………


「俺は貴方の言っている意味がわかりません」


「本気で佐久間が好きで近づくなら良いが、他の目的で近づくなら内容によっては見過ごさないからな…」


………走り去る隆文さん
どうして何も言い返さないの?
田崎さんの話しも全く意味がわからないし…


!!
田崎さんは警察官だから、何か知ってるの?

余りにも不自然な二人の様子にしばらく私はその場を動く事ができなかった




すると今度は田崎さんが何処かに電話をかけはじめた

「もしもし………あぁ俺。……いや……ダメだ…あいつの表情からは読み取れないわ。
あぁ…………そっか……じゃあ、お前は明日会ってくるんだな?……わかった。俺は明日帰るから、帰りに同期の所に寄って当時の事聞いてくる。
じゃあな…慎重に!」


…………誰と話してるのかな

私は胸騒ぎを抑え田崎さんが建物に入るのを確認してから後から入った
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