誓いの言葉・高校編
2時間程雑談して私は帰宅する事にした
省吾さんはこの後田崎さんと居酒屋に行くつもりみたい


車で家まで送ってくれて
田崎さんを車に残し私を玄関先まで送ってくれた


玄関先で省吾さんがギュッと抱きしめてくれて

「本当はもっと一緒にいたいけどな…高校生はここまでな」

「もっと…一緒にいたいな…最近会えないし…全国大会終わる迄忙しいし…」


私がそう小さく呟くと
頬にキスをしてくれた


「俺も寂しい…でも夢叶えなきゃな?俺も考えている事あるから勉強頑張らなきゃなんないんだ。
会えない時はここに来るから…チビ達にも会いたいし」

「うん…………わかった」


省吾さんに会う度にどんどん好きになっていく

恋って凄い………


省吾さんは嬉しい言葉を沢山くれるけれど、もっと欲しい…って思う

私はどんどん欲張りになっていた
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