誓いの言葉・高校編

｢う〜ん親父よりも、もっと心配性な人が知り合いにいまして…まぁ何かあったら大変なんで、両親はその方が都合良いみたいでそれが定着したんです｣


｢へぇ〜省吾さん、妹さん達から不満出ないの？｣


｢まぁ たまに下の妹が親と喧嘩してるかな？中学生の癖にな｣


｢あぁ この前の地区大会に応援に来てくれた子ね？剣道凄く上手だから、是非高校は宝華を薦めて？｣


｢なんか、最近宝華への進学マジで考えてるみたいだな｣


｢うそ！本当？コーチに言っちゃおう♪｣


｢や〜私立だからな…両親がスゲー条件出してるからどうかな…｣


｢え………どんな条件？｣


｢最低でも来年の全中(中体連の全国大会)に個人で出場だと｣


《はぁ〜〜〜〜〜？》


信じられない
まぁ あれくらい上手ければもしかしたら県代表で行けるかもしれない


｢そこまでなれたら、特待生で授業料免除でどこかに行けるんじゃない？…って事みたいだけど………

最近、私立高校もスポーツ特待から学力特待に切り替えて大学進学率をウリにして生徒集めしてるからな………どうなるやら｣


う〜ん 厳しいよね