誓いの言葉・高校編
確かにそうだ
瞳は警察官を目指しているし、田崎さんも警察官だ…

どうしたら良いかな
そうだ!


「田崎さん。当時、瞳の力になり今も交流がある人がいます。
浅井さんという元警察官で、ご主人は現在北海道警察で刑事をしているんです。
倉田が仮釈放される事を教えてくれたのも浅井さんなんです」


「連絡取れるのか?」


俺は以前もらっていた名刺を元に早速電話をする事にした。
名刺の裏に書いてくれた自宅の電話番号へ………


………………
……………………
………………………

電話には奥さんが出た
一通り説明をするとかなり驚いて無言で何かを考えていた

今、佐久間家で不安な事、俺が見たり聞いた事を説明し田崎さんにも電話を代わってもらった

どちらにせよ、俺は部外者であり勝手に動く訳にも行かず、浅井さんも昔の事を思い出し何かあれば徹さんに連絡をしてもらえる様にお願いして電話を切った

田崎さんと相談して決めた事は、俺が下手に動くのはマズイと言う事。
ただし、木戸さんについては何かできるかも…と思い、早速今日のバイトで軽く話してみる事になった
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