誓いの言葉・高校編
想いの強さ
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---------週末

初めて来た北海道

空港はとても綺麗で売店に並ぶソフトクリームに私達は目を奪われた

コーチの粋な計らいで30分程の時間をもらいソフトクリームを堪能した
地元で食べるのとはひと味違いとても美味しい

空港からはバスに乗り札幌市内に移動した
午後からはコーチの知り合いが開いている地元道場を借り稽古をして気持ちはどんどん高揚していった



バスに乗り込む時に
葛西が小さな声で話しかけてきた

「あれから隆文と連絡取ってるか?」

私は小さく首を横に振った
「あの後、家族で色々話し合いして…隆文さんともその事で話しがしたいんだよね」

「……そっか…………」

「何かあったの?」

一緒表情が硬くなり"はぁ〜"とため息をして

「あいつの家今揉めていて、母さん家を出たみたいなんだ…隆文が心配で俺の親父がこの前様子見に行ったんだ」

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詳しく話しを聞きたかったけれど、乗車を促されそれ以上の会話ができなかった…

たった一人で苦しんでいる隆文さんの事が気になって仕方がなかった
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