誓いの言葉・高校編

｢どしたの？｣


うわ…仲間？
もう帰らせてよ


｢いや………もう終わり｣


｢ふ〜ん 彼女は？俺邪魔だったかな〜？｣


｢なんだょ…邪魔とか意味わかんね〜｣


げ…なんだ？このチャラい奴
ﾋﾟｱｽして指輪なんかも付けて…


何やらゴチャゴチャ二人で話をしている

あの…私は無視ですか！

帰ろ…

頭痛い…やっぱ大学生って遊んでるんだ…
何だか苛々する



｢わ…私 失礼します！！｣

｢ちょっと ちょっと！君｣

今度は何？


｢ねぇ 大学見に来たんでしょ？ ちょっとさ〜遊んでいきなよ｣


｢はっ？ い いえ 私は〜｣

｢な…省吾も一緒に行くぞ良いからおいで〜♪｣

私の腕を掴みどんどん先に行く男の人

後ろからあの人もついて来る

けれど、渋々って感じ


｢あの！どこに行くんですか？困ります！｣


｢ねぇ ねぇ 省吾と知り合い？｣


｢いえ 全く！今が初めてです｣

そおなの？
なんて呑気な返事

バイトの時間に間に合う様に帰らないとマズイな…


でも折角だから少し見ていくかな…

頭の中はそんな事を
考えていた