誓いの言葉・高校編
脱衣所に急いで入ると
愛美が近寄ってきた



「ちょっと瞳!さっきの微笑みと言い、稽古中と言いなんか怪しいんだけど…話はいつ聞けるのかな?」


真剣な顔で迫る愛美に少し怯むが何となく聞き耳立てられているみたいで…


「風呂上がったらゆっくり話そうよ…私自身、正直わからない事もあって私の説明で愛美が納得行くかどうかわからないよ?それでも良い?」


少し不満げに


「わかった。」


納得した愛美にホッとしたものの、さて何と説明しよう…

とりあえず食事に遅れる訳にはいかないので、急いで体を洗った





--------

脱衣所に戻ると携帯にメールが来ていた


中を開くと

----------------------
sabj:連絡
----------------------
隆文が、お前のアドレス
教えて欲しいらしい
どうする?教えても良い?

あいつ結構あからさまに
態度に出すからお前大丈夫か?
アイツすっげーモテる
みたいだから気をつけろよ


-----------------------



えーーーどうしよう
でも、メールなら良いか

私は葛西にOKと返事をした
< 78 / 254 >

この作品をシェア

pagetop