誓いの言葉・高校編
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sabj:ちわ〜
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隆文です
徹にアドレス教えてもらって
早速メールしました
ミーティング終わったら
逢いたいのですが…
メールするからよろしく!
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…………ええっ!どうしようかな
携帯画面を呆然と眺めていると愛美が私の腕を掴み外に連れ出した
「ちょっと〜水臭いな!我慢できないから今話聞かせて!」
う〜ん 何から話そう
「愛美は何が聞きたいの?」
「そうだな…まずは省吾さん。そして、あの!イケメン主将!」
「じゃあ…省吾さんの話からね」
私はゆっくり思い出しながら省吾さんとの出会いを話した
愛美は時折"うそ〜"とか"キャー"とか反応が煩さかったけれど無視して話しを進めた…………
途中お父さんの話しになった時…私は過去の事も愛美に話しをした
愛美にとっても衝撃的で涙を流してくれた
以前、愛美にも触りの部分だけ話しをした事があったけれど実母の死に方や父が叔父だなんて知らなかったから…
その上で全てを知っていて傍にいてくれた省吾さんの事を彼女はこう言った
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「瞳………」