誓いの言葉・高校編
「う…うん。はぁ〜私さぁこういう事今まで無いから…まっ何の話かわかんないしね!」


………愛美って葛西の事好きなのかな?
そういえば、あんまり聞いた事無いか
私達は黙々と食事をした

食事の時間も終了し、各自部屋に戻ろうと席を立つ

廊下を出た所で隆文さんと関学園の女子主将の佐伯さんが立ち話をしていた

彼らを横目に素通りすると

「佐久間!」

呼んだのは田崎さんだった

-----「はっ はい!」


田崎さんは私について来い…と、言って誰もいない食堂に入っていった


私は、愛美に"ゴメン"と小声で言うと
田崎さんの後をついて行った


田崎さんは食堂のテレビをつけ真ん中辺の席についた

「ほら!お前も座れ」


「は…はい
あの〜何のお話ですか?」


「ん?別に〜暇だから付き合え」


「はぁ〜?私暇じゃないです!」


「まぁまぁ で…省吾から話少し聞いたけど、お父さん大変だったそうだな」


「はい。本当に危なくて…今は一般病棟にいます。連休明けの検査で異常が亡ければ退院して自宅静養になるそうです。
職場復帰はまだ先ですが」
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