誓いの言葉・高校編
武道場に向かうと、近くのベンチに座っている隆文さんがいた
「待たせちゃったかな?」
隆文さんがゆっくり顔をあげ笑顔を向けてくれた
「いや…そんなに待って無いよ。それより誘って迷惑じゃなかった?」
「いえ…迷惑とか思っていませんよ。何故?」
「さっき、食堂に田崎さんと二人で話していたから…知り合いなの?」
「うん。知り合いの知り合い…です。あの人警察官なんですが…実は私警察官目指していて以前色々お話聞かせてもらった事あったんです。それで…でも!合宿参加とか家のコーチの先輩だとか、今日わかった事も多くて驚いていて…」
「そっか…俺てっきり二人の間に何か特別な関係があるのかと思った」
な〜んだ
と、言いながら前屈みになって顔の正面で指を絡める隆文さん
男の人なのに、私より綺麗な指で無意識に自分の手を隠した
「今日の稽古疲れた?明日からは試合だからお互い頑張って決勝リーグ目指そうな!」
「はい!それにしても、隆文さん凄く上手ですね。先生に一本決めてるし!」
「俺も全国行きたいから必死なんだ。恐らく大学では剣道しないから…」
「え!辞めちゃうの?」
「待たせちゃったかな?」
隆文さんがゆっくり顔をあげ笑顔を向けてくれた
「いや…そんなに待って無いよ。それより誘って迷惑じゃなかった?」
「いえ…迷惑とか思っていませんよ。何故?」
「さっき、食堂に田崎さんと二人で話していたから…知り合いなの?」
「うん。知り合いの知り合い…です。あの人警察官なんですが…実は私警察官目指していて以前色々お話聞かせてもらった事あったんです。それで…でも!合宿参加とか家のコーチの先輩だとか、今日わかった事も多くて驚いていて…」
「そっか…俺てっきり二人の間に何か特別な関係があるのかと思った」
な〜んだ
と、言いながら前屈みになって顔の正面で指を絡める隆文さん
男の人なのに、私より綺麗な指で無意識に自分の手を隠した
「今日の稽古疲れた?明日からは試合だからお互い頑張って決勝リーグ目指そうな!」
「はい!それにしても、隆文さん凄く上手ですね。先生に一本決めてるし!」
「俺も全国行きたいから必死なんだ。恐らく大学では剣道しないから…」
「え!辞めちゃうの?」