キミを待っている
あとがき


「ここからはわたくし達生徒会の直轄地よ。部外者は出て行って頂戴」

「……というわけだ。モノが書き上がる前にあとがきを書く――作者の悪い癖だな」



田無アカネと麻田の生徒会室



「わたくしの名前は田無アカネ。誰?って思った人は本編の最初のほうを見直してきなさい、今すぐ」

「ちなみになんで長瀬先輩と森じゃないのかって思った人はケータイの電源を切ったほうがいい」

「さて、どうして作者がこんなページを作ったかと言うと、突っ込まれる前に予防線を張っておきたいらしいから。説明は全部麻田がする」

「……これはクリスマス向けに突発的に書き出したものだ。

世界観は同作者【不思議病-フシギビョウ-は死に至る】と同じで、約一年半後の設定。

一応まだ完結していないから、向こうのネタバレになるような内容は書いていない。

この話の主人公にして生徒会書記の藤沢ショウタは、【不思議病】の主人公のナオキの友人として出てきた藤沢と同一人物だ。

興味が湧いたら向こうの長編も読みに行ってくれると嬉しい」

「以上よ」

「生徒会長殿は何も言っていないのに態度だけは十分だな」


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