Calling＊Me

叶は稼いだらそれは自分の物になるから。



高価なスーツも買える。




「芽瑠……」

「触らないで！」




たとえヤってなかったとしても触らないで。



きっと手から違うんだ。




価値が違うんだ。




今まで叶が触れてきたものは私が今で触れてきたものとは絶対に違う。




次元が違うのかもしれない。



叶は綺麗な部分しか触れてない。他人に必要とされ、人して認められていて。




周りにはたくさん仲間がいて…。