Calling*Me
「なんで来たの?何か飲む?」

「……」



何か疲れてんのかな…また男とヤったとか?



そんな考えをしただけど体中が押さえられなくなってしまう。




芽瑠もう少し待って…



必ず必ず芽瑠の闇の真相にたどり着いて見せるから。





「芽瑠……?」




俺の横を素通りして棗に話しかけてる。棗は俺の視線を感じ取り顔を青くして話を中断させようとするが無理な様子。




何なんだよ…。




「芽瑠さんあの―…お聞きしたいことが」

「何?」

「あの―…コイツ知ってます……?知ってますよね?」




棗何考えてる?



話しかけんなよ。




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