Calling*Me
さあて。私の仕事




叶のクラブの反対にあるホテル。




女王たちのために金稼ぎ。




イヤなほどこのホテルのすべてを知り尽くしてる。



行ったことのない部屋番号はない。



どこにその番号があるかもわかってしまうほど、このホテルに来てる。




「101号室でいい」

「かしこまりました」




嫌みなほど綺麗なタブルベット。え―ともう来てるのか。



「悪魔マリアちゃん可愛いね~金稼ぎ?」

「はい、そうです」

「でも金欠でさ、タダでお願い」



そう言って押し倒され背中がベットついた。




タダ?バカ言わないで。




タダでこんな行為したくない。




抵抗しても男の力には勝てなくて、でもそれだけじゃなく私自信が弱いから。




「抵抗可愛い―」

「イヤ…ゃあッ!」

「繋がってるから…」




叶………



気づいてるんじゃないの?あれはウソ?




「イヤ……「何やってんだよ?」




そんな…まさか。




「イヤがってんのわかんねーのか?」




男を私から引き離して拳を殴り付ける叶。




< 300 / 331 >

この作品をシェア

pagetop