Calling*Me
そのまま私を抱き締めて首筋に叶の息がかかる。





「お金ならあげるよ?」

「叶からいらない」

「こんな行為していいと思ってるの?」




そう言い私の首筋に舌を伝わせる叶。




「ゃ……ん」

「やめ…て叶。叶は美佐の彼氏……でしょ?」

「黙れよ、俺は付き合いたくなかった…」




裸な私をいいことに胸を触ってきた叶。




やめ…て、でも叶は優しい。




「や……ぅあ…ん」

「ごめんお仕置きしすぎた」

「される覚えはない」

「そうだね…ごめん」




離れる叶は体温が惜しい。そのまま抱き締めたままでいいのに…。




「助けまだ求めない?」

「絶対イヤ…できないよ」




叶に助けを求めたくても、私の情報は何故か美佐に伝わってしまうから無理だよ…。




叶……どこまで私のピンチに運よく現れるの?






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