Calling*Me
女王のいるところへ足を踏み入れる。




ケタケタ笑う声には毎度ながら慣れないでいる。




叶、アンタは女王たちの高級……家具。それか王。




「叶くーん毎日ごめんねぇ」

「叶くん昨日メールしてこなかったァ…」

「叶くん電話してくれない」




ただの不満を叶にぶち込んでるだけじゃ…。




私は邪魔……ね。目がそう言ってるし。




女王たちの気まぐれは呆れる。私を餌にあとは食べる。私に分けないまま




用は無くなったら私は退場。城から退場。牢獄行き。








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