Calling*Me
そのあとの昼休みもさりげなく芽瑠を観察。




変態に見えるか……?大丈夫だよ俺。




「芽瑠ぅあの男と喋りたいなぁ」

「わかった」




芽瑠は指示されて男と話してる。




とても面倒くさそうにして、ツーンって顔して




なんでそんなに自分を……悪役にする?




「…………」




俺……見てられない。




「芽瑠ッ」




教室の生徒が……俺が女子に話しかけるのは珍しく、目を見開いてこっちを見ている。



そんなの無視して芽瑠に近寄った。




「芽瑠………」

「私呼んでないよ?」

「あーもう……コッチこい!」




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