甘いキスの魔法





――――――――ドキン











「宮崎…輝…先…輩…。」











あたしの腕を掴んで、







「俺の彼女。」






と目の前にいた男の子に言った。










うで………つかまれてる…っ













先輩に触られると、







……胸の底がくすぐったい。













「…そ、そっか。
 もう…付き合ってたんだ。

 じゃあ…またね。」









男の子は無理矢理笑って去っていった。
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