ブルー
「一つ目は部長として。…部活内で喧嘩をやんな。喧嘩すると、音に表れるけん」
「…え?」
言っていることがよく分からなくて、聞き返した。
声は少しかすれていて、緊張して喉が乾いていることに今更気づいた。
「三年間、吹奏楽をしていて気づかんかったか?仲の悪い吹奏楽部はな、音も喧嘩しとる。審査員やお客さんにはすぐにバレる。俺は、それを注意するのが部長の役目と思っとるけん」
「…分からなかったです。あたしの中学は、喧嘩とか…なかったので」
比較的、しやすい部活で、余計に部活を好きになったってことはあると思うけど。
「…え?」
言っていることがよく分からなくて、聞き返した。
声は少しかすれていて、緊張して喉が乾いていることに今更気づいた。
「三年間、吹奏楽をしていて気づかんかったか?仲の悪い吹奏楽部はな、音も喧嘩しとる。審査員やお客さんにはすぐにバレる。俺は、それを注意するのが部長の役目と思っとるけん」
「…分からなかったです。あたしの中学は、喧嘩とか…なかったので」
比較的、しやすい部活で、余計に部活を好きになったってことはあると思うけど。