手紙
プロローグ

始まりの手紙

「なにコレ?」



朝、学校に着いて教室に入ると机の上に2つに折られた手紙が置いてあった。




「えっ、なになに?それってラブレター?!」


小学校からの友達の亜美が後ろからのぞいて言ってきた。




「なんか机の上に置いててんやん」


「とりあえず見よよ」




亜美にゆわれたとおり、あたしは手紙を開いた。





【shinya…@docomo.ne.jp
ここにメールしてきて!伊崎真也】



伊崎真也って…



「伊崎真也?!マジ!?はやく!香はやくメールしよ」


「きっとなんかの間違いやって…。」
< 1 / 10 >

この作品をシェア

pagetop