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あの事故のあとあたしは日本に戻ってきて、お父さん方のおばあちゃんと一緒に暮らしている。
お母さん方のおばあちゃんは九州に住んでいて、都内に住んでるお父さん方が暮らしやすいだろうといって今に至っている。



「小菜美ちゃん。今から買い物にいくのだけど付いてきてくれるかしら。」

あたしは頷き、出かける準備をした。
家をでて数分でつくスーパー。あたしたちはいつもここで買い物をする。

「今日の晩御飯はなににしようかしら。小菜美ちゃんは何が食べたい?」

おばあちゃんがそう質問してきてあたしは少し迷った。一昨日はカレー、昨日はハンバーグ…ん~なにがいいかな?
そう思って考えたあげくあたしは魚コーナーに来た。

「今日は魚が食べたいの?」

あたしは頷いた。

「分かったわ。今日は白身魚の塩焼きにしましょう。」

そう聞いた瞬間あたしは満面の笑みをおばあちゃんに向けた。






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