珍・一寸法師
バーさん:そうか。気をつけての

一寸法師:え!?引き止めないんですか!?

ジーさん:なんで、引きとめる必要があるんじゃ。わしらに楽させてくれる言うてつのに・・・

一寸法師:だって、一寸法師のお話上、おじい様とおばあ様は引き止めるんじゃ・・・(オイ)

バーさん:ソレはそうじゃが、一寸法師のお話上、引きとめたところで一寸法師は京へ行くんじゃ。この年になってくるとの。無駄なことはしたくないんじゃ・・・

一寸法師:・・・

ジーさん:一寸法師や。この村からは1日に一本じゃが、京へいくバスがでとるからそれで行くとええ(そんなわけあるかーっ!!)

一寸法師:え!?でも、この時代にバスはないんじゃ・・・

バーさん:そうなんじゃが、作者がおわんに乗って、ドンブラコ川を渡るのはフビンだろうと用意してくれたのじゃ

一寸法師:ラッキーっ!!(お前もそれで終わりかいっ!!)

ジーさん:明日にでも行くんかの。ほれ。乗車賃じゃ

一寸法師:はい。ありがとうございます。心配しないで下さい

バーさん:ああ。気をつけての


一寸法師は麦わらのサヤに針の剣とおむすびを持って、いざっ!!京の都へ旅立つのであった・・・(昔ばなしは何でもありかっ!!)
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