加害者は俺、被害者は私。

止めようとするけど、全然私の話を聞いてくれない…(泣)

「バカユズ!!は〜にゃんに何したんだよ!!」

「うっせーわロリコン。つか、あたしじゃないし〜(笑)」

「ろっ…ロリじゃねーーーってぇ!!」

…蒼之丞くん、少し焦ってる?
図星だったのかな…?

「あたし、知ってるのよ?アンタの部屋のエロ「わぁああああああああああっ!!天気サイコー!バスケ日和!!」

何かを掻き消した蒼之丞くん。

「ふふ。ジョーの知らないうちに、仮の可愛い妹は成長したのよ」

「…んだそれー…意味わかんね」

何故か、蒼之丞くんの顔が歪んだように見えた。

「……………ふっ」

ゆーちゃんはそんな蒼之丞くんを見て、静かに笑っていた。



< 114 / 115 >

この作品をシェア

pagetop