加害者は俺、被害者は私。
はるにやるつもりもない。
実際はるのこと、友達だと思ってるし。
でも…珀には…珀にはあげても…なんて…(笑)
俺は、珀のことを考えているだけで、自然と頬が緩むのがわかった。
やべぇな…もう重症?
「何ニヤけてんだよ、よう。いい加減話し聞かせろよ」
「あー…また今度なっ!!俺、時間だから」
「あっ…まてよっ!!」
「珱平〜♪頑張ってぇ〜!!」
俺は急いで珀のいる病院に向かった。