加害者は俺、被害者は私。

はるにやるつもりもない。
実際はるのこと、友達だと思ってるし。

でも…珀には…珀にはあげても…なんて…(笑)

俺は、珀のことを考えているだけで、自然と頬が緩むのがわかった。
やべぇな…もう重症?

「何ニヤけてんだよ、よう。いい加減話し聞かせろよ」

「あー…また今度なっ!!俺、時間だから」

「あっ…まてよっ!!」

「珱平〜♪頑張ってぇ〜!!」

俺は急いで珀のいる病院に向かった。



< 22 / 115 >

この作品をシェア

pagetop