加害者は俺、被害者は私。
「そ。女神のように優しく、琥珀のように美しく純粋…まさに、珀だよ」
「ほ…褒めすぎです…よ…」
珀の瞳に、涙が溜まっていくのがわかる。
へへっ…喜んでくれたみたい。
だってすごく笑ってる…
「フフッ…綺麗。私なんかが貰っていいんですか?」
なんてこと聞くんだよ…
「当たり前。だってそれ、珀の為に俺が選んで買ったんだよ?珀に…付けてて欲しい」
「……ぅっ…はっはい…有り難う…ございま…」
「はい、今日から敬語なーしっ!!」
「有り難う…珱平さん…」
「さん付けもネ?」
「うん…よ…」
「よ?」
「よーへー?」
………可愛すぎる。
よーへーだなんて…もう、俺…ぁあ〜