加害者は俺、被害者は私。

「珀…貴女は強い子。琥珀のように純粋で奥が希望で満ちあふれている…貴女には、お母さんがついているわ」

「お母さん…」

「ほら、お母さんもサポートしてくれる。君は、それでも立ち止まるのか?」

……立ち止まれないよ。
私は、夢を叶えたい。
夢があり続ける限り、私は前に進むの。
進まなきゃダメだ。

「いえ、やります。前に…この足で進んでみせます」

「……フッ…よし、いい子だ」

先生は、私の頭をくしゃくしゃと掻き回した。

懐かしく感じるのは、気のせいかな…?



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