あいたかった青と白

美香がいじめられているのを見ても教室の生徒は誰も助けてはくれない。





もはやその光景は周りの生徒にとっては日常化となっていた。





この学校に美香の友達はいなかった。






美香は毎日一人で学校に行き、一人で過ごして、一人で家へ帰る。





そんな美香にも中学時代は友達と言える女の子がいた。






彼女とはいつも一緒にいて、遊んで、語り合い、笑いあった。






美香の大事な親友だった。






そんな彼女と同じ高校に入学し、彼女にはある恋人ができた。






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