桜舞う木の下で
学校から病院までの距離は相当ある。
けど、今は、何にも考えられない私はただ走るしかなかった。
「仁川!!!!」
「麻衣!!!」
後ろを振り返ると愛ちゃんと瀬川先生がいた。
「バカ!言ってくれれば俺が送っていくんだよ!!」
「もう…バック置いていきなり走り出すからビックリしたよ…」
皆さんに何があったか教えてないですね…
実は、先生が昨日交通事故にあいました。
まだ、意識は戻ってなくて…。
昨日、私を家に送った後にあった。
先生…ゴメンなさい…