桜舞う木の下で
「デートの誘いだ。」
「え?!」
「フ…見ちゃった!!」
って、口を塞ぐフリをする愛香。
まさか…デートなんてあり得ないでしょ?
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TO:湯沢 隆祐
件名:Re
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大丈夫です☆
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例え、記憶が無くなった先生でも、私の好きな先生には変わりないから。
誘われたらどこにでも飛んでいきます。
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FROM:湯沢 隆祐
件名:Re2:
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じゃ、校門前で
待ってる。
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たった二通でも、嬉しいんだ。
先生が好きだから。
どんな先生でも好きだから。