桜舞う木の下で


「お腹空いた!!」
「桜の木みたらね?」
「うん…」


先生の顔見ると、ホントに好きなんだ…って思う。
だってさ、心臓がスッゴいうるさくなるんだもん…


「麻衣ちゃん?」
「何?」
「何でもないや…」


先生の後ろってホントに気持ち良くて…着いていきたいって気持ちになる。


「疲れた…。到着!!」
「ありがとう。」


私は、自転車から降りて桜の木の下に行った。


「先生?」
「ん?」
「今からね、先生について語るから!!」
「悪口?」
「うん!!」


って言うとクスクス笑って隣に座ってくれるんだ。


< 147 / 215 >

この作品をシェア

pagetop