桜舞う木の下で
戻った記憶゚*隆祐side*゚
今、なんかスーって。
仁川を届けた後、俺は…トラックと正面衝突。
生きてるのだって奇跡だし。
「私…対した事…」
「行ったじゃん!!!」
俺的爆発!!!
って…お前さ、好きになった時から今まで全部話したじゃん?
それ、対した事話してんじゃん。
お前さ…マジで
「バカ…」
「…先生、記憶、もう一回無くしてくれませんか?」
なんだコイツ〜。
なんかムカつく。
「嫌だし!!麻衣ちゃんとの記憶消したくないし!!」
俺は、わざと仁川の背中を抱き締めた。
「…クス…」
そしたらさ、仁川が泣いてんだよ…。
そん時な、ごめんって。