桜舞う木の下で


「先生!!」
「優人!!!」


愛ちゃんと、せ〜のって、先生に飛び込もう!!ってなって…。


「お疲れさま。」
「びっくった…」


上手く受け入れてくれた先生から離れて、愛ちゃんの家に上がった。


「まだ、12時?」
「買い物いかない!?」


いきなりの愛ちゃんの発言に、瀬川先生と湯沢先生が同時に、私たちを見た。


「先生はお留守番で!!麻衣、行くよ?」
「え?」


先生達の驚いた顔が更に倍になったけど気にもしない愛ちゃん。


「行ってきます!!」


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