桜舞う木の下で


「ありがとうございました。」


私が買い終わると、香水屋さんに行こっ!!って愛ちゃんは人混みの中、元気よく歩き始めた。

今日は、クリスマスだから、周りはクリスマスの曲ばっかり流れていた。
周りは、手を組んで歩くカップルが大勢いて、羨ましいって気持ちが常に私の頭の中を回っていた。


「ここだよ!!」


外からみるとかなりの高級な感じだった。
中に入ってみると一番安いもので9000円もする。


「高い…」
「今日は、50000持ってきた…」
「え!?」


驚いた私に淡々と告げた事に、感動したって気持ちより、凄いな…って思った。

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