桜舞う木の下で
大切な人゚*優人side*゚
高校3年を終える愛美へ
俺の知らない場所で徐々に成長する愛美。
精神的にも、考え方も…。
6年前、愛美に一目惚れして、5年前、お前が雨の中バスケットゴール前で倒れてるのを俺が見つけて、4年前、俺の告白でお前と付き合って、3年前、俺が自分勝手に別れを切り出して、忘れられなくて、より戻して、2年前、一切連絡をしなくなって、1年前、お前が恋しくなって…今日、お前が好き過ぎて、プロポーズ。
この2年間、お前も俺も、辛くて、お前は特に、怯えていたんだろ?
必要とされてないからってお前が泣き叫んてた声が、俺の中でずっと回ってた。
けど…愛美?
俺は必要としてる。
お前じゃなきゃ駄目なんだよ、俺は。
俺を、最後に愛す人にしてくれ…。
優人