桜舞う木の下で
「ん?」
「焼きもち?」
そう言って後ろから抱き着いてきた隆祐。
「…まぁ…」
ニコッと笑い顔を埋めてくる隆祐に私は頭をくっつけた。
きっと、焼きもちなんてこれから先、嫌なほど経験するに違いない。
けど、嫌なほどの分、隆祐は幸せをくれる。
一年と言う月日が経った今でも、気持ちは変わらない。
これからもずっと一緒にいようね?
「ねぇ…」
「「いつまでも最大級の大好きでいて下さい」」
─END─