桜舞う木の下で
「速く!!」
「ごめん!!」
私は学校の最寄り駅が同じの美穂と颯希と一緒に学校に向かった。
他の皆は学校が同じだけで駅は正反対のところにある。
「…今日から高校生かぁ…」
そうなんだ…今日から高校生。
「…高校生になったばかりに遅刻ですか?」
ムッ…。
颯希は見た目可愛い反面かなりのドS。
「しょうがないじゃん…」
「…湯沢先生に振られちゃうよ?」
携帯弄りながら無表情のまま答えた颯希に対し美穂はまぁまぁ…って。
何だかんだしてるうちに学校に到着。