桜舞う木の下で

お昼ご飯食べて、外で日向ぼっこして、チャイムが鳴るまであと2分で教室までダッシュして、授業受けて、ウトウとして、先生に起こられて授業が終わる。


そして、今日もこの時間、君が私の目の前に現れる。


「ほら、日直」
「は〜い」


日直は、私です。
二年前も私でした。


「適当でいいから!!」
「うん…」


丁寧に消す私に貴方は同じ事を言いました。
最後に言う言葉は…


「ありがとう」


そうです、その笑顔とその言葉で貴方に惚れました。
貴方を好きになって今日で二年が経ちました。

昨年より、去年より、貴方が好きです。

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