I am DOLL0012ミィナ



「ミィナは俺の事、好きじゃないんだね。」

「好きだけど。。本当かどうか分からない」

元々プロミングされていた感情なのかも知れないし、高性能な私の感情かも知れない


どこまで擬似なのかはさっぱりだ。


「俺、いつかミィナを抱き締めたい。」


「勉強して、そうさせてよ!!!」


「はいはい!!!36点って事を遠回しに言うなよ~」


無理だとは分かっている。
タクの願いは夢のまた夢。


私が私でない限り、私は存在してないことになる。


私はタクによって生かされている身なのだ。


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