薔薇の花束を



松原サン…こんなんじゃ……私と一緒に居ても幸せになれない





だって…たとえ想いあえたとしても、触れ合う事が出来ないから…





突然の告白に、顔が赤いであろう私は、松原サンを直視出来ずにいた





「星華チャンが霊体だからって、諦められそうにないんだ……君の傍にいたい…君の笑顔を見ていたいんだ」



凄く優しい笑顔で…私を見つめながら話す松原サン…

恥ずかしくて…いてもたっても居られなくて…




私は松原サンの前から姿を消した




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