薔薇の花束を
翌日の夕方…
いつもの場所に彼は現れた
「こんばんは♪昨日は酷いよなぁ…急に消えるんだもん」
私を責めるでも無く、笑いながら言った
『…ごめんなさい…松原サンが急に変な事言うから…恥ずかしくて…』
思い出しても顔に熱が集まる
「星華ちゃーん…変な事って…酷い(泣)………でも今まで知らなかった星華チャンの一面…知れて良かった♪」
『…私の…一面??』
解らなくて首を傾げ聞いてみると、松原サンは少し顔を赤くして目を逸らした