薔薇の花束を


そぅ…男性の手が…声が…怖い…




「…星華チャン?大丈夫?震えてる…」



『だ…大丈「なーいとー♪夜斗、一人で何やってんのぉ?もぅ始発あるっしょ?帰らないの?」



私の言葉をかき消す様に、閉店までホストクラブで遊んでたリッチなOLが、松原サンに抱き付いて来た



「ぅわ…桜サン飲み過ぎですって☆…ほら、明日も仕事でしょ?少しでも寝ないと、桜サンの美しさが半減しちゃいますよ?」


松原サンは少し困った顔をするも、すぐに笑顔で女性を離し帰る様に促した



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