薔薇の花束を
「なぁ…帰んないの?あ…帰る電車賃無いとか?…もしかして家出少女?」
コイツ…何者だろう…
私は唖然として、その男性を見つめた
「あ…警戒してる?俺、松原 光夜…みつや♪」
『な…んで…あたしの事…』
「いっつも居るでしょ?気になっててさぁ…」
『何で見えるの?』
「………え?…あ…ヤベッ…俺、またやっちゃったか…ごめんな?俺、何故か霊感強くてさ☆」
アハハと笑いながら頭をポリポリ掻いた