薔薇の花束を



「なぁ…帰んないの?あ…帰る電車賃無いとか?…もしかして家出少女?」






コイツ…何者だろう…



私は唖然として、その男性を見つめた






「あ…警戒してる?俺、松原 光夜…みつや♪」


『な…んで…あたしの事…』


「いっつも居るでしょ?気になっててさぁ…」


『何で見えるの?』


「………え?…あ…ヤベッ…俺、またやっちゃったか…ごめんな?俺、何故か霊感強くてさ☆」



アハハと笑いながら頭をポリポリ掻いた




< 5 / 54 >

この作品をシェア

pagetop